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JEEP WLANGLER UNLIMITED TRAIL EDITION2 (ジープ ラングラー アンリミテッド トレイルエディション2)

ジープ ラングラー アンリミテッド トレイルエディション2

この3年間ジープに乗っています。
今回の記事は長いです。まとめるのが下手なだけですが。

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でも読んでください。(写真は稚内のキャンプ場)

このラングラーですが、現在JEEP(ジープ)ブランドはクライスラーが所有し、またそのクライスラーはフィアット傘下ということで、丸っこいイタリア車や300Cといった厳ついアメ車と一緒にディーラーに展示されていますが、この角張ったデザインは店内でも一際異彩を放っています。

さて、JEEPの歴史は長くなるのでこの際省くことにし、ラングラーについてのレビューを中心に進めていきたいと思います。

 

Wrongler Unlimited(ラングラー アンリミテッド)

簡単に説明しますと、ラングラーの4ドアモデルがラングラー ”アンリミテッド”です。現在、日本で売れているのは殆どがこのアンリミテッドの方です。また正規輸入されているラングラーのトランスミッションはATのみです。
う〜ん、という事は、本気の本気のラングラーは2ドア、そして左ハンドルのMTということになるのかも知れません。更にエンジンですが、本国では圧倒的なトルクを持つディーゼルモデルもあります。
それに対して、この4ドアモデルであるアンリミテッドは後部座席も比較的マトモで、割と長距離のドライブでも快適に過ごすことが出来ます。(尤も私は後部座席に乗った事がありませんので、そう思い込んでいるだけかも知れません)

 

なぜジープに

前年、幼い頃から身近にあった三菱ジープが交差点の真ん中で止まり、そのまま廃車となりました。
いつでも乗れるジープが無くなった寂しさからか、眠っていたジープ熱が再び、といったところでしょうか。気が付けばディーラーに見積もりをお願いしていました。

 

子どもはジープが大好き

ジープ、そしてこの色、若干ではありますが街行く人の視線を感じる事があります。
特に子ども達は容赦ありません。指をさして「じーぷ、じーぷ!」と。(口の動きで分かります)
横断歩道の信号待ちをしていますと、子どもがガン見して足が止まり、親御さんに引き摺られるようにして横断歩道を渡っていきます。
また、公園近くのコインパーキングに停め、用事を済ませて車に戻ると、子ども達がジープの屋根やスペアタイヤ、ボンネットの上に乗って騒いでいる様な事がありました。私が近寄っても蜘蛛の子を散らす様な事はなく、乗せて!乗せて!とせがまれる次第で参りました。車に乗っかったりするのは危ないからもうやめなさい、と一応注意しましたが、乗せてもらえなかった事に悄げて肩を落として一同は帰って行く始末で...
それ以降、公園近くのコインパーキングを避けるようにしています。

ともかく、子どもに人気です。手を振ってくる子も多く、私自身、機嫌が良く尚且つサングラスをかけている時は手を振り返す時もあります。

 

乗り心地

ヘビーデュートな出で立ちからゴリゴリの乗り味を想像される方も多いのですが、前車のアルファードに比べ、路面からのインフォメーションが多少ダイレクトに伝わるぐらいで、本当に普通です。(慣れただけかも)
また、ダイムラー製5ATの出来が良く、大袈裟ではなくCVTの様に極めて滑らかで、荒っぽく扱わない限り殆どシフトショックを感じる事がありません。
そしてエンジンフィールですが、クライスラー製の3.6リッター ペンタスターは比較的高回転型で、音も含め乗用車ライクです。
形こそジープですが、このトレイルエディション2では本革シートも相成って所謂”SUV”といった感じです。

 

でも外車ってよく壊れるのでしょ?

2年目にAEONの駐車場でエンジンが掛からなくなり、積車に来てもらいましたが、原因はバッテリーの突然死でした。これは本当に焦りました。

でもトラブルはその1回キリでした。異音がする事もなく、ガチッとした室内は購入時とかわりませんし、ヘッドライトやブレーキランプが切れるような事もありませんでした。
ただ、そのバッテリー交換に結構な金額が掛かり、こういう所で外車は困るんだなぁ、と思い知りました。

 

結局何に使った?

仕事5、旅行4(アウトドア含む)、雑用1というところでしょうか。

北海道へは3度行きました。また、秘境の温泉や未舗装路が続く観光地へも余裕を持っていく事が出来まし、子どもに雪を見せる為、雪が積もる山へも分け入ったりもしました。ジープに乗っていると、荒れた道を走りたくなります。これはマジです。(過信は禁物)

 

ジープからの乗り換え

下取りの事を考えて自動車を購入する人は意外と多いです。色やオプションまで査定を考えて選ぶ人までいます。そうなってきますと中古車市場は白や黒、シルバーの様な無難なものだけになってしまいます。

それを憂いた訳ではありませんが、私は最も査定に不利とされる黄色系を選びました。というかトレイルエディション2はこの色しか無かったのですが。

この度、国産車を扱うディーラーで下取りの査定をお願いしたのですが、5割いけば万歳と内心思っていた所、予想外の7割のご提示を頂き、ジープブランドのパワーに改めて驚きました。

 

まとめ

私にはこのJEEP ラングラー アンリミテッド、見た目ほどの非日常を味わうには内容がマイルド過ぎました。本格的な四駆であり、極めて高い悪路走破性を持つポテンシャルの高いクルマだという事は見た目からも分かるのですが、シートヒーター、パワーウィンドウ、オートライト等の装備が近代的すぎて...。せめてMTの設定でもあればまた違ったのかも知れませんが。
同時期に再販された「トヨタ ランドクルーザー 70」の方がある意味非日常と言えるでしょう。しかし、子育て世代のごく普通の家庭でも使えるギリギリの内容と考えますと、このラングラーアンリミテッドの魅力は俄然輝きます。

私にとってのジープが「あの頃の三菱ジープ」から更新される事は最後までありませんでした。私が求めていたものは不自由なジープだったのでしょうかね。しかしながら、この3年間のジープライフは私にとってプライスレスの思い出となりました。

なんて粗挽き塩コショウをアテにビールを飲みながらボンヤリと思っているのでした。笑

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