以前ご紹介しましたFrying ironですが、もう少し収まりの良い入れ物を何となく探している時に、運悪く純正レザーケースの存在を知ってしまったので買ってしまいました。
買ってしまいました、なんて割と軽く言いましたが、本体とほぼ同額の本品、ポチるのに酒の力を借りました。
毎回革製品の匂いにはテンションは上がるのですが、このレザーケースもあの芳香が。
この色の他に「白樺ウッド」というゼブラ模様のバリエーションもあるのですが、今回はシンプルにキャメルを選びました。
それと、サイズも鉄板同様3種類ありますので、間違えない様にして下さい。
デザインについてですが、隅に小さくワンポイントロゴがある方が表側だと思います。ステッチの感じからも。
縫製は丁寧ですね。
ともかく柔らかく、手触りは良いです。
想定していたのは、もっとゴワゴワとした手触りだったのですが、これは正直嬉しい誤算です。
抜け落ち防止のボタンは両留めとなっております。
これまでは100均で買ったこの様な麻袋を使っておりました。
ジャストサイズではありませんでしたが、これはこれで通気性もよく、持った時に袋の中で鉄板本体が自由に動き回る以外、別段不自由は感じませんでした。
しかし、使っている内にあまりのぶかぶかが気になり出して、かさ増しの為に付属の巾着袋の上から使ったりもしました。
これが付属の巾着袋です。
大きさはレザーケースとほぼ同等で、この上からレザーケースに入れるのは大変困難です。
カレーパンやコロッケが入っている様な耐油紙による袋も最初から付属していました。
もうボロボロなのですが、数枚単位で買えるものではないので、仕方なく我慢して使っています。
いちいち鉄板を入れるのに3層重ねる煩わしさ、それは正直ありました。
そこから考えますと、このレザーケースのスマートな事。
見てください。なんだか亀みたいで可愛いでしょう?
ボタンですが、前面から留めようと思うと鉄板のエッジに当たるのか、うまく力が伝わらないので鉄板背面側から留める事をお勧めします。
使っている内に自然に鉄板の型が付いていくのでしょうね。
このスマートな感じが気に入っていたのですが、しばらくしてメーカーの注意書きに御使用の際は耐油袋に入れて使用する事を推奨致します。というのに気がつきました。
革の油染みか衛生面か、どちらを心配しての事なのか分かりませんが、ともかく気がついた時には既に内側は煤で真っ黒だったので、気にせずこのまま耐油紙なしで使っていきたいと思います。
そのうえでの変化を、今後またご紹介していきます。