家の鉄フライパンですが、何故か家内が使った後は焦げ付く事が多いというのは以前お話ししました。
この状態(地が見えた状態)になった鉄フライパンで餃子を焼くと、それは大変な事になります。
私のお気に入り貝印 SELECT 100 ターナー DH-3012では太刀打ちできない程こびりにこびり付くのです。
その場合は遠藤商事 業務用 木柄ハンバーガーターナーで引っぺがすのですが、これはこれでフライパンの縁に滑り込ませるにはターナーのサイズがデカく、餃子の何割かは犠牲になってしまうので、できるだけ使いたくはないのです。
この地が見えた様な状態に関して家内を問い詰めた事があるのですが、私のタワシの使い方が荒いの一点張りで話になりませんでした。
しかしこの度、漸くその原因らしい事が解明されたので(多分)ここにご報告致します。
↑いつもの状態(タークの方ですけど)
こんな感じですと焼けた餃子は簡単に剥がせます。
↑有事の際(笑)
この状態になりますと、餃子やお好み焼はターナーが入るスペースを多めにとって焼かないと、絶対にフライパンから引き離せません。絶対にです。
先ほどはタークの方の画像を出しましたが、そちらのフライパンも家内が使いますと、たまに地が見えた様な色になります。
家内には除湿機に溜まった水を食器のつけ置き洗いに利用した前科があります。
もうそれだけでフライパンの一件も家内が原因と決め付けても良いのですが、ここは一応現行犯を押さえてやろうと、フライパンを使った後、いつもなら私が洗うところを、あえて毎回放置し、彼女の動きに注視しました。
よくあるトラブルの原因
- トマトソースや八宝菜やらを作った後に放置した。
- 使用後、金束子を使って洗いに洗った。
- 金ベラの使いすぎ
- 洗剤とスポンジの硬い面でゴシゴシの合わせ技
上の4点で鉄フライパン表面を傷めたという話はたまに見ます。
しかし、今までトマトソースや酢を使った後は、私が慌ただしく洗っていたので、その可能性は薄いです。
また、金束子ですが、以前に義母さんが好意で洗い物をしてくれている時、金束子でフライパンをゴシゴシこすっているのを見て「ストーーップ!」っと言ったことがありました。
その時のインパクトが大きかった様で、それ以降義母さんは私の鉄板愛をネタしますし、家内もそれを見ていたので金束子をフライパンに使う事は今更ないはずです。
というわけで早速結論です。
犯人は家内が濃厚、というか決まり。
私は鉄フライパンが焦げた時、少し水を張って加熱したり、数時間放っておいたりしてから束子で擦ります。
家内はフライパンが焦げた時、一日二日水に浸けて、気が向いた時に同じく束子で擦る様です。
いやいや、これだけでフライパンはこんな状態になりません。
問題はその浸け置く水の方でした。
焦げたフライパンに熱湯を入れるのは焦げを浮かしやすく、麺を湯がいた後のお湯などがある時は私もフライパンに張ったりします。
さて、家内もフライパンに熱湯を張るのですが、それに食洗機からの排水を使っているのを発見しました。
すすぎ水の温度は 80〜90度とされているようで、なるほど、熱湯です。
食洗機からぶら下がるドレンパイプをフライパンに向けて濁った排水をドパドパと。
このすすぎ排水ですが、食洗機用洗剤も一緒に排出されているのでしょう。
食洗機用の洗剤は殆ど泡立ちません。そこが盲点でした。
その洗剤入りの排水を一日二日鉄フライパンに溜め、その後束子でゴシゴシ擦ると、焦げはもちろん、育てた酸化皮膜まで全て取り去ってしまうと、私はそう睨んでおります。
家内を問い詰めると、毎回その行程で洗っていると悪びれず答えました。
あまり責めすぎるとフライパンの焦げ付きよりも面倒な事になるので、もう排水は使わないで欲しいとやんわり進言しておいたのですが、どうなることやら。
私的まとめ
- 使用済みの鉄フライパンを発見したら熱くても我慢して直ぐに洗う。笑
- 焦げていたら水を張っても良いが、長時間浸けない。
- 食洗機の排水を使わない。笑
- 洗った後、直ぐに使う予定がなければオリーブ油を塗っておく。
つまり、自分以外に洗わせない、という事ですね。
重すぎて家内が持つ事のできない男のソテーパンなんて、1回ぐらい油を引かなくてもお好み焼きが焼けそうなほど、黒光りしていますし。
たったこれだけで平和な鉄フライパンライフを送る事ができます。
皆さんも良き鉄フライパンライフを。