ご存知「ケリーケトル」のシリコンキャップがこの度笛付きに変わり、ちょっとしたマイナーチェンジをしました。
その情報とともに目に入ったものが、ケリーケトルのベース部に乗せる五徳、その名もホーボーストーブでした。
まずは新しくなったケリーケトル のキャップから
ホーホーストーブの前にモデルチェンジしたケリーケトルのキャップについて書かせてもらいます。
このシリコンキャップですが、コルクキャップが崩壊した為に仕方なしに使っていたもので、手触りをはじめ、あまり気に入っておりませんでした。
新しいものはこんな色です。
手触りはすこしサラッとした質感で、ツルんとしたオレンジから少し変わりました。
こんな感じになります。
あ、天地が逆でした。
しかしこうして見ますと、コルクが一番雰囲気があって私には良い感じに思えます。
でも、この緑の新しいタイプ、沸騰したら笛が鳴るらしく、ちょっと面白そうなので暫くはこいつで楽しもうかなと思っているのですが、、、キャップの話はこれくらいにしておきましょう。
こちらがホーボーストーブです
プチプチに直に包まれて送られてくると思っていたのですが、きちんと箱に入っておりました。
さて、右下の注意書きですが、大切なことが記してあります。
短い文を更に要約しますと、
「一番小さいモデルには適合しない」
という事です。
ケリーケトルにはアルミとステンレスのモデルがあり、それぞれ3種のサイズ展開があります。
0.6リットルの「トレッカー」
1.2リットルの「スカウト」
1.6リットルの「ベースキャンプ」
赤字の「トレッカー」のみ、ホーボーストーブ(大)は適合しないのですが、トレッカー信者の皆様、ご安心を。ホーボーストーブ(小)という専用モデルがご用意されています。
モノはステンレス製ですので、耐熱、耐腐食性に関してはアルミ製より安心できます。
厚みもペランペランではなく、割にしっかりしていますよ。
ベースに乗せるとこんな感の羽釜風に。
ピッタリ、カッチリではなく、そこそこの遊びがありますが、ずれて転げることはありません。
ちなみに、このままの状態からボイラー部を乗せることも可能です。
上から撮影すると、造りのいい加減さが見えるのですが、そんな精巧な物を期待していなかったので問題なしです。
それよりベース部の使い込まれた感じとのチグハグ感の方が今は気になりますね。
裏返すと重ねられるので、今まで通り問題なく付属の巾着に入れることができます。
「あっても収納に困らない」これは大切なポイントです。笑
点火
まあ、普通に着火します。
特に語るところはありません。
問題なくよく燃えます。
件のフライアンでステーキを焼くことにしました。
前回の記事からこうして繋がるのです。
柄に見覚えがあるでしょう。笑
そこそこ重量級と思われる鉄板も問題なく支えられますよ。
ただ、ここでの注意点は寧ろユニフレームの焚き火テーブルの方で、ケリーケトルを使うと毎回円形に茶色く焦げつく事です。そして使用中は高熱でベッコリと凹むのです。
使用後暫くすると変形は戻るのですが、茶色い焦げつきは相当に擦らないと取れませんのでご注意を。
豪快にサーロインを焼きたいのですが、今回はヒレ肉でお許しください。
いい頃合いで鉄板から離さないと火が通り過ぎます。
6mm厚の蓄熱もバカにしてはいけません。
↑こんな風に火が通り過ぎます。笑
せっかく集めた小枝を湯沸かしだけに使うのもアレだなぁ、と常々思っていた私にとっては、面白いオプションが加わったことで、ケリーケトルを持ち出す機会が増えました。
という事です。笑
無くてもいいですが、あっても困らないという愛すべきこのアイテム、モノ好きにオススメですよ。