10年以上前に買ったペトロマックスのストームランタンがいつの間にかディスコンとなり、近年値段が高騰している事を知ったのは最近の事です。
なんだか少し嬉しくなり、ブログのネタにする為、ここぞと点灯させたのですが.....。
自然鎮火後に白煙が無くならず、どんどん芯は燃え尽き、負けじとクルクル芯を出し続けると急激にそのトルクが抜け、どちらに回しても芯が反応しなくなりました。
箱や取説はもちろん残っていません。
いちいち調べるのも面倒なので、ガチャガチャと弄ること数分、特に迷う事なく芯まで辿り着く事ができました。
我流となりますが、私の方法はこうです。
①上から引っ張る。
②ホヤを外した勢いで上蓋が外れる。笑
③ランプ部を外す。
④せっかくなのでタンク内のサビ等を確認する。
⑤芯を引っこ抜く
この芯、完全に抜けていた為に何の抵抗もなくスッと取れました。
パッキンの劣化は感じられず、まだまだ気にせず使えそうです。
と申しますか、このストームランタンはパッキンがしっかりしていようが、少し振るだけで燃料がダラダラ漏れます。
そりゃ構造を見れば分かる事なのですが。
さて、芯を入れないといけないのですが、このランタンと同時に買っておいた芯が見つかりません。
この10数年で結婚に伴う引っ越しがあり、その時に多くのものを犠牲にしました。(広義において)
替え芯は恐らくその中の一つでしょう。
というわけで購入。
到着まで時間があるので、ホヤを磨くことにしました。
楽器用のクロスで磨いてみたのですが、細かいホコリや毛が付着し、仕上がりはイマイチ納得のいくものではありませんでした。
そこで思い出したのがリーデルのクロスです。
このクロス、さすがはグラス用で、驚くほどに美しく仕上がります!
如何でしょうか?
なんだかグラスに見えてきませんか?笑
ついでにコールマンのホヤも磨きました。
まずは赤ちゃんのお尻拭きでしっかりと汚れを取っておきます。
その後にリーデルのクロスで磨きますと、これまた美しく仕上がります。
芯交換のはずが、えらく散らかりました。
左のコールマンは20年ほど前に初めて買ったランタンで、これを見ていると若かりし日を思い出します。
色々とメンテナンスをしなければ点灯しないので、今はもう半分引退状態なのですが、こうして磨いてやるとまた使いたくなります。
片付けやら色々やっていますと、お待ちかねの芯が到着。
なぜにバッテン?
と思っていたら、これが2つ入っていただけの事でした。
なるほど、穴にピッタリの幅です。
割高な純正品を買ったので当然と言えば当然なのですが、ぴったりの幅にホッとしました。
芯調整ノブを回しながら芯を入れますと、スカスカだったトルクが戻り、同時にクルクルと芯が出てきます。
後は逆の順序で本体にセットするだけです。
芯を直接燃やすタイプはメンテが楽なのでその点は良いのですが、途中でコールマンのホヤを磨いている時に、自分の好みはこっちではなくマントルのタイプだと思い知りました。
モノ好きの心がザワつきます。
またしてもランタンブーム到来か。笑