料理 調理器具

たこ焼きトライアル

新たに導入した「南部鉄器 たこ焼き角形16穴 CA30L」を使いこなすべく、先週はたこ焼きを焼きに焼きまくりました。
その数100個や200個じゃありません。

付き合わされる家族もたまったもんじゃありませんね。
家内と長男はインフルエンザを罹ってしまいましたが、もしかしたら栄養が偏ったせいなのでしょうか。


昆布ダシ香るたこ焼き

でも出汁の取り方がよくわからず、友人に聞いたところ、10時間はおくようにという事で、一先ず眠って起きてから作業を再開することにしました。

一晩明けたダシ汁は昨晩よりも香りが増し、そして少しとろみが出ている様で、なるほど一晩置くのはこういう事か、と柏手を打ちました。

南部鉄器の鉄板を買ってからというもの、もうこの鉄板しか使っていません。
理由は味や食感ではなく、後片付けやスピーディに焼きあがる等の手軽さからです。
たまのたこ焼きパーティーですと、あまり気にならない事かも知れませんが、毎日の事になるとこれがデカいのです。

さて、昆布ダシのたこ焼きが焼けました。少し白く見えます。

食べてみますと、それはもうアッサリとしたたこ焼きでした。予想通り過ぎるのですが。
ただ、昆布の香りが弱く、その風味を感じるには、相当に感性を研ぎ澄まさなければ難しいでしょう。
(羅臼の昆布あたりを使うとまた違ったのかも知れませんが)

一言でいうと、ソースの味がよくわかる、そんなたこ焼きでした。

多分、もう作りません。(笑)


ピリ辛ガーリックたこ焼き

カツオでお出汁を取ります。使用するかつお節は昨日の味噌汁の二番だしです。

湯立つお出汁に昆布の時よりもテンションが上がります。

かつお節を濾して落ち着いたところで、唐辛子の輪切り8g(一袋!)を入れます。といいますか、勢い余って全部入ってしまいました。
だんだん赤くなってくるダシ汁に少し恐怖を感じてきましたので、そこそこで濾すことにします。

粉と卵、そして例のだし汁、そこに止めとけばいいのにこれでもかと一味唐辛子を入れます。SBの瓶をほとんど使いました。
それに加えて、ニンニクのみじん切りを5片分たっぷり入れます。
それはもう派手な匂いが部屋中に充満します。昆布とは好対照です。

焼きあがりました。どう見ても赤いです。


何も付けず恐る恐る口に運びますと、、、

からい!!!!!

これは辛(カラ)いです。
そして辛(ツラ)いです。
また、辛(カラ)くてニンニクの香りどころじゃありません。
ただの辛(カラorツラ)いたこ焼きです。
でも、残すのは嫌なのでなんとなくソースをかけると、これが驚くほど辛味が消えて食べやすい味に!!
ピリ辛がアクセントとなり、むしろ美味しいと感じるたこ焼きとなりました。
けれども、あれほど入れたニンニクは何処へいったのでしょうか。僅かに感じるぐらいの風味に拍子抜けです。

ともかく、このピリ辛ガーリックたこ焼き、これは一応アリという事で。


お酒がお香る酒粕入りたこ焼き

友人から大量に頂いた酒粕を惜しげもなくドロドロになるまで入れます。
ダシは、カツオと昆布の混合だしです。(前の2件のものを混ぜました)

焼きあがりました。(ちなみにこの画像だけはiPhone 6Sで撮影しました)
このたこ焼き、なんだか白くてモワッとしています。酒粕が入っていると思うからそう感じるのでしょうか。

早速食べてみますと、酒粕の香り、いや、お酒の風味が広がります。
この香りを楽しみながら食べ進めていったのですが、これは明らかにプレーンたこ焼きに比べてヘビーな食べ応えです。いつもは50個を平気で食べる私が、なんとコレでは25個でお腹が一杯となりました。
酒粕を入れるとボリュームが増すのでしょうか、それともここ最近のたこ焼きフィーバーのせいで、私のたこ焼きに対する許容量が減ってしまったのでしょうか。

その辺りは分かりませんが、家族は私の焼くたこ焼きに飽きてきております。

でも、一晩寝るとまたたこ焼きが食べたくなります。

 

こまったものです。

まだしばらくたこ焼きか、と思った時に意外なところから別の調理器具が手に入り、事態はほんの少し変わりました。

その話はまた別の機会に。

 

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