調理器具

鉄フライパンの今

少し更新をサボってしまいました。

家が古く狭いもので、私のモノを置くスペースを作る為に大掃除をしました。
とは言っても、恐らく普通の人が年末にするであろう大掃除がこの時期にずれ込んだだけです。

大きいのから小さいのまで、額に汗して整理してみると、如何に使っていないものが多いか思い知ってしまいます。それだけ無駄遣いをしたという事でしょう。いや、使う時への備えと思えば罪悪感は減じます。←ココが私の良いところ。

最近使っていないモノ、色々ありました。
これからも時間をかけて一つ一つブログで紹介していきたいと思います。

さてさて、鉄フライパンの今、今回はそのお話です。

洗い終わった後に指でツーっと触るのが好きなのですが、上手く焦げが落ちきっていないのか、私の繊細な指先は微妙な凹凸を感知し、気持ちが休まらない日も少なくありません。
出来るだけスクレーパーは使わない方向でやっていきたい私は、仕方ないので10年以上前に鋳物のダッチオーブンを使っていた時から拒否し続けていた竹ササラを購入しました。当時なぜ拒否し続けていたのか理由を忘れたので購入したという間抜けな話です。

さて、届いたササラはパール金属製のもので、当時使っていたものと同じものでした。しかしまだこの時点で何故拒否し続けていたのか思い出せません。

数回使いました。たわしに比べて手が汚れにくく、トゲが刺さらないように気をつければ実に使いやすいもので感心しました。何故こんな便利なものを避け続けていたのだろう、というのがその時の感想です。

中華鍋を購入し、このササラを使う頻度は増すばかりで、ササラの置き場所はスポンジの次に重要なモノが置かれる場所に。なかなかの出世です。同時にスコッチブライトの焦げ落としは別の場所に降格です。

ある日、だいぶ磨り減ったかなぁ、と思いササラの擦る部位を見たのですが、その時に当時拒否していた理由を思い出しました。
内側に向かってカビていたのです。黒く。
ただそれだけです。今はカビぐらい何とも思いません。ちょっと笑ってしまいました。

この20年ぐらいで丸くなりました。あ、体型の事はベタ過ぎるのでツッコミは無しです。
当時はカビの生えた鮭とばジャーキー(当時はロッキーって商品名だったような)を食べる友人を超人の様に思っていました。でも今はジェロニモぐらいに思っています。(キン肉マンで出てきた超人未満の登場人物です)

結婚をして子供ができ、人生折り返しを迎えて私も色々な事に寛容になった様です。

でもシケたスナック菓子が好きな大原くんの事は今でもちょっと気持ち悪いと思っています。

 

では良い鉄フライパンライフを。

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