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【Gitzo】システマティック ギア付きセンターポール【GS3313GS】

カメラの周辺機器、とくにマウントの縛りがない機材を買う時、人は自分の心をこう納得させます。

これはカメラを買い換えても使い続けるものだしな。と。

また、それがアナログ製品なら「カメラを買い換えてもずっと使えるものだしな」と補強され、更にタガが外れる模様。

この度、安い買い物ではないギア付きセンターポールを買うにあたって、ブログやYouTube等で参考になりそうなレビューを探したのですが、正直私の知りたい細々とした所が分かるものはあまり見つかりませんでした。

というわけで、ガチ勢とは真逆の私の様なタイプ、つまり道具を使うのでは無く、道具を触るのが好きな方々と情報を共有したく、そういった視点でギア付きセンターポールのレビューを始めたいと思います。

Gitzo ジッツオ ギア付きセンターポール

GITZO 三脚アクセサリー システマティックギア付きセンターポール5型用ロング アルミニウム GS5313LGS

この画像は5型用のものですが、私が買ったのは一回り小さい2/3/4型用です。

元々、高さを含めた全ての軸をギアで動かしたいという出来心が購入動機なのですが、ギア雲台選びの段階で「アルカスイスD4 ギアヘッド パンクイック」がどう考えても予算オーバー、また第2候補の「マンフロット 405」がデカ過ぎで.....。
そんなこんなで、一度頓挫した計画の第一段階がこのギア付きセンターポールだったもので、つまりは、妄想の名残なのです。

ギア付きセンターポール、所謂エレベーターの事なのですが、ご存知ジッツオの三脚では2021年3月現在のラインナップではシステマティックシリーズでしか使うことができません。
先ほども少し触れましたが、2/3/4型用と5型用で型番が変わりますのでご注意ください。

MADE IN ITALY
ジッツオはマンフロットと一緒になってから暫くしてフランス製ではなくイタリア製になりました。

このジッツオ2/3/4型用エレベーターは1.09kgという重量。
カーボン製のセンターポールから換装された方でしたら、流石に重く感じられるかも知れませんが、私はそれほど気になりません。
あ、精密機器的なデキを期待してはなりませんよ。
こういうのはゴツゴツ感とグリスのヌメヌメ感を愉しむものだと思っております。

それとジッツオ、相変わらず不織布っぽい袋に入っていますが、当然クッション性は皆無ですのでソフトケース代わりにはなりません。

純正ソフトケースは結構なお値段ですが、評判は良い様です。
ちなみにコレ↓は5型用なのですが、私が使っている4型4段にセンターポールと雲台を付けた状態ですと4型用では厳しい様です。

最後の方で私が使っている非純正品の安いソフトケースをご紹介します。

うん、4型にしておいてよかった...。

といいますのも、家から持ち出す事が殆どない我が家の三脚事情。それならばと5型3段ロングを買うつもりでいたのですが、ヨドバシで触ってあまりの太さ、長さに腰が引けました。
このプレートも5型はもう一回り大きくものとなります。

ジッツオのシステマティックは5型とそれ以外だと思い知りましたね。(笑)
耐荷重も3型4型は25kg、5型は40kgと突き抜けています。

三脚を下から見たアングルですが、銀色のリングを反時計方向へ締めるとハンドルの抵抗感が強まり、また緩めますと軽くなります。
軽くしたからといって、ロックを緩めた途端にカメラが落ちてくるという様な事はありませんので、お好みの強さで設定されたらと思います。
ただし、緩めすぎるとハンドル操作時、ポールにガタつきが出てカメラが揺れ、一気に安っぽい挙動となりますのでご注意を。

このゼイゴの様な部分、少し触れたからといって指の皮が切れるような鋭利なものじゃありませんが、大根ぐらいはおろせそうなぐらいの角はでております。
また、ホコリやゴミを溜め込みやすいので、普段から綺麗にしておきたいところです。

回す際は足の付け根にハンドルを当てない様に気をつけましょう。
はしゃいで回しますと、金属部は十分干渉する距離にありますのでマジ注意です。
事故防止の観点からも特に小さなお子さんには触らせない様気をつけましょう。

いやいや、このエレベーターのアクション、子供はめちゃくちゃ目を輝かせて興味を持つんですって!
トミカパーキングにハンドルを回すと車が昇降するギミックがあるのですが、その感覚でしょうか。

この程度のクリアランス、ちょっとハンドルの角度を変えるとゴリっといきますよ。

軽く外側に引きながらが回すのがポイントです。
そうする事で足の付け根の金属部分との干渉を防ぐことができます。

さて、回し心地ですが、精密なものが音を立てずにスーッと上がっていく様を期待しますと、
「残念〜」となります。
しかし、プラ性の安物ビデオ三脚のキコキコエレベーターを体験している方ですと、
「なんとしっかりとしたエレベーターか!」となるはずです。

底のリングを緩めすぎない限り、ガタつきも無く、非常にリニアな反応で満足度は高いと思います。

このギア付きセンターポールを装着した状態で、どこまで下げられるのかと申しますと、脚を最も立てたアングルで57〜58cmです。

そして、2段階まで開き、最下部が地面に当たらないところまでエレベーターをあげると48〜49cmとなります。(底のパーツを外しますと、そこから更に2cmほど下げられます)

いずれにしても、そこに雲台の分が足されるので、+15センチは見なくてはなりません。

収納に際して

このシステマティック、元々センターポールが付いていない仕様だったので、畳むときは何も考えずに脚を集めていました。
しかし、このセンターポールを付けたことによって、普通に畳むと「カッ!!」と軽い音を立て、足とセンターポール先端のプレートが干渉することに。

毎回カツカツ当てている内にカーボンが毛羽立つのも嫌ですし、何だか気になってしまいます。

刀の鍔(つば)のような部分を外しても、エレベーターを下げた状態ですと、「カッ!」です。

それならば当たらなくなるところまでエレベーターを上げれば良いのですが、収納性がめちゃくちゃ悪くなり、とてもじゃありませんがお勧めできません。

まあ、こんな感じで当たらなくなります....でも縮長が3段ロングよりも長くなってしまいます。

気になる方はレッグウォーマーを履けという事でしょうかね。

ああ面倒だ...。

ハクバ トライポッドケース T800

先程の脚が干渉する問題は、またいつか解決することにして、私が今現在使っている三脚ケースをご紹介しておきます。

脚:ジッツオ 4543L+ギア付きセンターポール
雲台:ハスキー3D

ただ、上記の組み合わせにおいては、評判の良いジッツオの純正品(GC5101)をお勧めします。
値段は高いですが、内寸に余裕があり、またクッション性も上だと思います。

でも、一応ハクバのT800もご紹介しておきますね。

ちゃんと入ってるじゃん!

パッと見ではその様に見えます。
ちなみに中は結構キチキチです。

ピッタリですやん!

いやいや、はみ出たパーン棒が見えませんか??

ほら。

パーン棒を取れと?

確かにケースにはポケットが2つ付いており、パーン棒の2本や3本は十分に入ります。
でも、先っぽがグリスだらけのヌルヌル棒を毎回抜くなんて、真っ平御免です。

私の場合、これを担いで自然に分け入る様な事は一切ありませんので、ちょっとはみ出た状態で使っていくことにしました。

まとめ

  • ジッツオ ギア付きセンターポールは造りがしっかりしている。
  • 見てすぐにジッツオと分かるゴツいデザイン。
  • 現ラインナップではシステマティックにしか装着できない。
  • 2/3/4型用と5型用で型番が違う。
  • ハンドルを回すときは脚の付け根に干渉しない様に回そう。
  • 可動部に子供が興味を持つので、置き場には気を付けよう。
  • ポールのロックを解除してもハンドルを回さない限りは下がってこない。
  • センターポールを取り付けると縮長が5センチほどアップする。
  • 脚をたたむとセンターポール下端に干渉する。

以上です。

ジッツオの三脚選びにおいて、マウンテニアシリーズにすればよかった...、と軽く後悔をされた事のあるシステマティックユーザーの方、ギア付きセンターポールを買いましょう。マウンテニアに設定されていないギア付きセンターポールを装着し、エレベーターのハンドルを一回、そしてまた一回と回す度、その後悔は軽くなっていく.....かも知れませんよ。

正直、無ければ無いで何とかなってしまいますが、私の場合エレベーターとシステマティックはセットと思うぐらい、今では当たり前の装備となっております。

みんなでクルクル回しましょう。

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