外出

北海道旅行1(フェリー)

台風蹂躙

8/7に出発する予定だったのですが、台風の直撃が1週間以上も前から予想されていました。
でも、台風なんてどうせ逸れるか、速度を上げて何処かへ行くだろうと高を括っていたのですが、出発予定日に直撃すると確信したのは、出航前日のことでした。

ネット上で予約の変更を試みたのですが、直前すぎて電話でしか不可能と分かり多少緊張が走ったのですが、新日本海フェリーの電話対応は親切丁寧で、スムーズに出発の日を変更する事ができました。
出発を1日前倒しにしたので、帰りを1日早める事も考えたのですが、それは北海道で決めることにして、最終日の宿に関しては白紙にしておきました。

フェリーに乗船するが、カメラを車に忘れる。

フェリーへは、家族揃ってではなく、ドライバーとそれ以外に別れて乗船します。
うちは小さい子供が二人いるので、その荷物の殆どはドライバーである私一人で両手、両肩を使い運ぶしかありません。子供が生まれる前は家内にもそれなりの重荷を背負ってもらっていたのですが、チビ二人は荷物以上にタフです。ドライバーが頑張るしかありません。

航海中に車には戻れないので、割と気をつけて乗船前の荷造りはするのですが、毎回何か忘れ物をしてしまいます。
今回はカメラでした。
携帯電話は基本的に洋上が圏外のため、充電器忘れの実害はないのですが、カメラは地味に痛いです。
そういう時に限って虹が出たり、夕日が美しかったりするのです。

フェリーの中での過ごし方

私のフェリーでの過ごし方や流れをご紹介します。(ドライバー目線)
写真は過去の船内でのものとなります。理由はわかりますよね?笑

等級や船の種類によって多少変わるのですが、基本的な流れは同じです。

○ 乗船
船に車を入れる時、ヘッドライトを消すように言われますので素直に消しましょう。誘導の方が眩しいので。
おそらく先に乗船しているのは非ドライバーの方だと思われますので、部屋の鍵のことは心配せず、乗船券に記されている部屋番号に従ってお部屋に向かいます。

この時、既に日付けが変わる時間帯なので、子供の寝かし付けをします。というか、この時間ですので乗り込む時には眠くてグダグダになっているので、ドライバーが部屋にたどり着く頃には寝付いているかもしれません。
なお、ドライバーがお酒を飲めるタイミングはこの時しかありません。売店では鮭とばやオイルサーディン、スナック菓子、カップ麺の他、自販機での軽食もあり、手ぶらで乗船しても軽い酒盛りをあげることは可能です。

○ 朝


目覚めると洋上にいることが窓の景色から確認できます。
割と早い時間に「おはよう」の放送が入るので、個室の方で放送の声がうるさいと感じる方は、寝る前にボリュームを絞ることをオススメします。デフォルトではかなりの爆音です。(個人的な感想です)
朝ごはんは、家で用意したパンでしのぎます。食堂やフードコートに行ってもいいのですが、我が家では毎回家からの持ち込みで済ませております。

○ 昼


昼ごはんを食堂で済ませてたらさっさと寝ます。
画像のプレートは一人分です。何もしなくてもお腹は減ります。笑
なお、私が寝ている間に、シアターでアニメ映画の放映、ビンゴ大会、音楽演奏、ジャグリング、クイズ、などイベントがあるようなのですが、私は寝ているためにその辺りに参加することはほぼありません。
昨年は子供にどうしてもせがまれた為に、寝癖バッチリのパジャマ姿のまま滑り込みでビンゴに参加したら3等が当たり、その姿で前に出て受賞のセレモニーに参加する不運に見舞われ、さらに乗船したフェリーに音楽演奏で来ていたのが大学の後輩だったので、会場にいた後輩にバレないようにするのに必死になったり、、もうこういうのはこりごりと思いました。どこで誰に見られているか、本当に気が抜けないと、その時強く思いました。
でも、フェリーの中ぐらいリラックスした姿でいたいです。

○ 夜
下船1時間前に起きます。笑
晩御飯は下船してから小樽か苫小牧のレストランで食べるので、わりとギリギリまでダラダラしております。
私がダラダラとしている間、子ども達はゲームセンターに行ったり、夕日を見たり、外で潮風に当たったりと楽しんでいる模様です。

○ 補足
さて、こんな感じでダラダラと船で過ごすのですが、たまに目覚めた時、旅の詳細について詰めたりします。
あと、風呂についてですが、大浴場的なのがあることはあるのですが、ハイシーズンは結構混雑し、かなりの芋洗状態となります。
ですので、基本的に風呂付きの等級以外の時は入りません。フェリーにタオル類を人数分持ち込むのも大変なので。(風呂付きの個室は備え付けのタオルがあります)
それにフェリーターミナルへ行く前(夕方)に子ども達を風呂に入れてから行くので、次の日の下船後にホテルで風呂に入れることを考えますと、全く不足は感じません。

そしてトイレですが、船舶によってはステートBから備えられていますが、舞鶴ー小樽航路で使われる船舶(はまなす/あかしあ)ではデラックスルームからと見た方がいいです。比較的新しい船舶の敦賀ー苫小牧(すずらん/すいせん)の方ですと、ステートAからシャワー付きトイレが使えます。
小さなお子さんがいるご家族には、トイレは毎回のこととなり割とストレスになりますので、吟味された方がよろしいかと。
あ、我が家はトイレなしでの航海です。でも後悔したことはありません。

食事に関しては、フードコート、食堂、乗船前に予約の必要なレストランと種類があるのですが、まだ予約の必要なレストランに入ったことはありません。スイートルームには朝昼晩とそのレストランでの食事も含まれるそうなのですが、私にはその甲斐性はありません。笑
また、スイートでは船長直々のご挨拶もあるらしいです。

それと、乗船券は下船時にも必要となります。乗船後に子供に渡したりしない方がイイですよ。

着港

ともかく、台風による揺れなどは全く感じず、快適な船旅で無事に定刻通りに小樽に着きました。
あ、今回は苫小牧ではなく、行きも帰りも小樽にしました。

続きは次回に!

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