外出

今年も来宮神社へ行ってきました。

今年も来宮神社へ行ってきました。

昨年は夏に行ったのですが、今年は早めに行きたいとの提案を受け、GW明けのこの時期に熱海は来宮神社に行ってまいりました。

昨年の来宮さんの記事はこちら

昨年は往路で飛び石でフロントガラスにヒビが入ってしまい、旅行の日々を悶々と過ごしてしまったので、今年はスピードは抑え、トラックの後ろを走らない様にも気を付け、万全の運転を心がけました。
失敗から学ぶ、という私らしくない一面を見せつつ、来宮神社まで約6時間で無事到着しました。

樹齢二千年の「大楠」が目当てで、かれこれ十年程前から祖父を連れて、熱海への旅行がてらに来させてもらっているのですが、年々来宮神社がグレードアップしていく様を見るのも、近年では密かな楽しみの一つになってきております。
特にこの五年間のグレードアップは凄まじく、今尚怒涛の整備がなされている最中なのですが、亡き祖母と参っていた頃の風景が劇的に変化していく様は、一抹の寂しさも...。

二日目は堂ヶ島へ

毎年、三津浜で宿泊しており、昨年は箱根へドライブに行きましたが、今年は伊豆半島を南下し、西伊豆は堂ヶ島を観光しました。

昨年の箱根ドライブの記事はこちら

堂ヶ島というのは、そういう名前の島があるのではなく、複雑なリアス式海岸と点在する小さな島々があるこの辺りの地名と聞きました。

この日は快晴で、また船で洞くつをめぐるクルーズ船も運行していたので、せっかくの機会とばかりに乗る事にしました。
大人1,200円、子供600円で、20分ほどのクルーズとなっております。
車は加山雄三ミュージアムに停めるのですが、辺りでは彼の歌でしょうか、
「海よ、俺の海よ〜、大きな、その愛よ〜」と延々流れておりました。
聞けばその歌は「海 その愛」という加山雄三の歌らしいです。いやに耳につきます。

雲一つないこの日、気温は26度を超え、長袖を着込んでいる私は汗だくになっておりました。
来る夏に対して不安を抱いた瞬間です。
また、腕時計も革バンドモデルの着用が厳しく、ぼちぼちあの着け心地の悪いウレタンバンドのダイバーズを付けないといけません。

着け心地の悪い時計の記事はこちら

揺れる船は洞くつの入口に近づき、ここから入っていきます。
その時、洞くつに入るワクワクよりも、これで少し涼しくなるのでは、という期待感が上回っておりました。

少し涼しかったです。
洞くつ内部は暗かったのですが、日の光が海面を照らし、そのエメラルドグリーンの反射光が壁をキラキラと照らしていました。

船のエンジンから発せられる排気音などが洞くつ内にこだまします。

祖父と見るこの景色、恐らくもう2度と見ることはないのだろうな、なんて思っていると、同じ様な事を祖父が私に言ってきたので少し驚きました。

一期一会。

今年の旅行では、この気持ちを大切に過ごしたせいでしょうか、例年よりもダラダラした時間が少なく、充実した旅路となり、良い思い出になりました。

祖父が白寿(99歳)を迎えるまでこの旅行は続けたいと、最近覚えた「海 その愛」を口ずさみながら、ぼんやりと思っています。

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