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ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン 上火ヒーター

ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン 上火ヒーター

今回ご紹介するのは、ユニフレームの上火ヒーターです。
2005年の発売と同時に手を出しました。

まずはAmazonの商品説明を。

家庭のキッチンでパンが焼きたい、との要望から産まれた『ダッチオーブン上火ヒーター』。100V電源で使用でき、電気を熱源にステンレスカバーの蓄熱とのバランスにより、ダッチオーブンにしっかり熱を伝え、こんがり焼き上げることができる。

今回初めてこの上火ヒーターの生まれた経緯を知りました。
「パン」でしたか。意外です。
しかし、これが出た頃は今ほどホームベーカリーが普及していなかったのかも知れませんね。

導入の動機

さて、今回ご紹介するユニフレームの上火ヒーターですが、その動機はダッチオーブンを使う料理の「美味しさ」そして「楽しさ」に触れ、野外で作る料理のそれを家庭に持ち込みたい、というありきたりなものです。

実際どれくらい、そして何に使ったのか

数えてはいませんが、年に4、5回は使ってきましたので、この10年で50回程度は使った事になるのでしょうか。
そりゃ買った当初はピザやローストチキンなど、炭火に代わる熱源として使い倒し、それなりに色々なものに挑戦しました。
ですが、最終的に行き着いた境地は、今回機材の紹介に加えて見て頂きますアノ料理となっております。
もう今ではこれ以外には殆ど使っておりません。
我が家ではSOTOの10インチステンレスダッチオーブンとユニフレーム上火ヒーターがナイスハーモニーを奏でております。

ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン 上火ヒーター

まずこのケース、キャンプに同社のテーブルトップバーナーUS-Dを持っていったつもりが、現地でケースを開けるとコイツが顔を出した時の衝撃、結構なものです。

見てください、瓜二つでしょう。

並べて見ますと、シワの入り方は違いますが、全く同じものだとお分かりになると思います。
重さも似たり寄ったり。持ち上げて鳴るカチャカチャという音も似ています。
よって、運用に際してはケースに目印をつけておいた方が宜しいかと。

机の上が散らかっているので、ソファの上に出してみました。
これもまたゴチャゴチャと見にくいですね。
しかも長年使ってきましたので大分焦げ付きなどで汚れております。
こいつも近々ピカールで磨いてやらねばなりません。

内側に一巻き熱線が通っているというシンプルな作りです。
また、ダッチオーブンのフタのハンドルを避けるような構造ですので、ハンドルが上火ヒーターに干渉する事はSOTOの10インチダッチオーブンに於いてはありません。

この様にフタに被せていきます。
たまにハンドルの高さが干渉してしまうフタもありますのでご注意を。

ステンレス同士ですのでこんな見た目となっておりますが、ユニフレームの黒皮鉄板ダッチオーブン他、各社鋳鉄製ダッチオーブンと合わせると、また印象は違って見えると思います。

スイッチオンとオフのみで、パワーの調整はできません。
消費電力は400W。なんとなくどの位の熱量か想像できるはずです。
ズバ抜けたパワーを期待してはいけません。
また、温度が上がるのに結構時間が掛かりますので、お急ぎの方はガス火でフタの余熱を済ませてから、この上火ヒーターを乗せることをお勧めします。

一応300度までの温度計が付いているのですが、30分ぐらい熱すると300度を振り切ります。
実際に300度まで上がっているのでしょうか。
ただ、他に測る手段が無いのでこの値を信じるしかありません。
ゆっくりと温度は上がります。

ユニフレームのリフターでSOTOのフタを開けるのは、イマイチフィット感がなく、ブランブランとしますのでお勧めしません。

あの料理とは、焼き芋でした!

そりゃ料理とご紹介する事に些かの抵抗はありましたとも。
しかし、これで作る焼き芋は本当に美味しいのです。

これの為に年間4、5回出動するユニフレームの上火ヒーター。
ちょっと勿体無くも感じてきましたので、やる気があるうちにピザでも焼いてみるかもしれません。

その時はまたご報告します。

上火ヒーターのみを使ってローストチキンを作った記事です。↓

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