料理

義家納豆食べました。

以前、食育の為と思って藁系の納豆を買いました。
しかし藁をかき分けるとナイロン袋に入った納豆が出てきてオヤジ(私)のメンツが丸つぶれになる事件がありました。

で、もう少し値段の高いのを買うと直接納豆が入っているのだろう、という事でスーパーで見つけた高い義家納豆というものを買いました。

 

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「八幡太郎義家」、納豆にゆかりのある平安時代後期の武将らしいです。詳しくはネットで調べてみてください。
なかなか立派なパッケージです。でももう少し素朴な方が私の好みなのですが...

 

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大きさはこんな感じです。握るとスケールがつかみやすいと思ったのですが、イマイチですね。
ゴムが巻かれていますが、これも藁であって欲しかったのが正直な感想です。

 

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両端の藁、ゴムを外したらこの様な感じになり、素朴な外観にちょっと満足です。しばらくこの状態で眺めていました。
納豆の匂いはまだしません。

 

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眺めるのに飽きたので立ててみると、面白い感じに藁が広がって子どもが大喜びしていました。
これが本当の納豆だぞ、なんて調子に乗って言ったかも知れません。
でも納豆の匂いはまだしません。

 

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立てていても何も始まらないので、藁をかき分け、目指す納豆を探します。
どこから開ければいいのか相当迷いましたが、結局どこから開けても同じとわかり、意を決して剥きにかかります。
ちなみにこの時納豆の匂いが若干してきましたが、まだまだです。

 

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剥きにくいです。手を汚す覚悟があるかないかで、作業の捗りは大きく変わってきます。
家で剥く場合は納豆が手に付いたぐらいどうって事ないです。しかしこれが車の中や会社のデスクとかなら、この作業の難易度は一気に上がります。
納豆の匂いは相変わらずです。

 

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チマチマ剥いても辿り着けないと気が付き、一気に捲り上げました。
ただ、思ったよりも藁との癒着が酷く、きちんと全面剥けるか不安になりました。
納豆の匂いがUPしました。

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なんとか剥き、藁と納豆に分ける事に成功しました。
冗談でこの藁を被るか?と子どもに聞くと、一目散に逃げて行きました。
でも納豆の匂いは思ったほど強くありません。におわなっとうです。

 

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子どもが先日動物園で見たなんかの動物の「ウ×コ」みたい、と一言くれました。
このへばり付いた藁の具合も「ウン×」っぽさを更に演出しています。
私は「×ンコ」とか言われても平気なのですが、食育の一環として、「ウ×コ」を食べる時に食べ物の話をしてはいけません!と教えました。(ウソ)

冗談はさておき、納豆の匂いは思ったほど強くありません。
賞味期限を確かめましたが、余裕の範囲内です。
ということは個体差か仕様か、という事になりますが、ともかくネリネリして食べてみました。

パック入りの納豆と違い、醤油やらは付いていないので、家にあるもので味付けをしなくてはいけません。塩で食べる人もいると聞きますが、やはりここは食べ慣れた醤油で食べるのが良いと判断しました。

食べると懐かしい味がしました。
これは適当に書いたのではなく、本当にそう感じたから書きました。
私の懐かしいというのは、恐らく小学校低学年ぐらいに祖母の家で食べていた納豆の味を思い出したからだと思います。
しかし、その頃の納豆は既にパックに入っていて、いまのパック入りとの違いは、パックの蓋にミシン目が入っていない、そしてだし醤油やらが付いていない、という事ぐらいのものです。
パックの蓋のミシン目はこの際置いておいて、やはりだし醤油の有無が懐かしさの原因だと思います。

私は何の疑問も感じず、長年付属のだし醤油をかけて食べ続けてきました。その味に慣れた今、久々に醤油をたらして食べた納豆が単純に懐かしかったというだけの話でしょう。

「義家納豆」ですが、納豆の粒は中〜大といった感じで、食べ応えはありました。でも大豆の味が濃い、という様な事は特に感じず、匂いももっとツンとくるのかと思っていましたが、普段のものとそれ程大きな違いは感じませんでした。

ともかく、納豆はパック入りになって便利になったのだな、と思い知りました。
次からはパック入りを買うと思いますが、子どもが藁に入った納豆に関心を持ってくれた、今はこれだけで十分です。
実際に納豆を作った友人がいますが、それを間近に見ていた彼の子ども達は幸せだな、なんて思いました。

 

そんな感じです。

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